芸能人は歯が命 vol.2
私も歳をとったせいか歯の大切さを感じている今日この頃なんですが、
8020運動たるものも耳にした事はないか?
『80歳になった時、20本以上自分の歯を保とう。』そんな運動。
自信はない…。
芸能人は歯が命!
いや、一般人も歯が命!である。
歯だけはなく、口腔内の健康は我々の人生に大きな影響を及ぼす!
そんな口腔内の話も含めて、
『健康により良い人生を送る為には!』
そんな壮大なテーマで送る。第2話目!
先日のブログの続きを、3話ぐらいではまとめたいと思っている。(終わるか不安…)
では、早速2話目スタート。
前回はオフィスホワイトニングとセルフホワイトについて簡単に述べた。
おさらいは
↓↓↓
っと言うわけで、
今日は歯の構造の話。
歯の構造は最表層に人体の中で最も硬い組織、『エナメル層』で覆われ、
それより深い部分に黄褐色の『象牙質』がある。
さらに歯の中心部分に『歯髄』がある。
簡単に言うとこの三層構造になる。
歯の白さは『エナメル質』でほぼ決まる!
1.
『エナメル質』のほとんどが無機質で構成されているが、わずかに有機質の部分があり、その有機質が着色し歯の変色、黄ばみになって現れる。
2.
また、『エナメル質』は加齢ととも磨り減り薄くなり、象牙質は反対に厚みを増してくる。(歯髄を守る為。)
厚みを増し、新しくなった象牙質を第2象牙質と呼ぶ。
象牙質は黄褐色。
加齢ととも磨り減ったエナメル質から象牙質が透けて見えている状態。
この二つが歯の黄ばみの大きな要因だ。
そこでホワイトニング出番だ!
その前にホワイトニングのメカニズムについて簡単に説明しよう。
通常のホワイトニングはエナメル質の中にある有機物を漂白する。
しかし、象牙質までは漂白されないのでこの時点では、
象牙質の色(黄褐色)が透けて見えてしまい歯は白く見えません。
そこでエナメル質の構造を変える必要があるのです。
エナメル質は小柱構造の為、光が通過し易く、象牙質の色が透けて見えてしまう。
そこでホワイトニング剤の作用で、
着色有機物を白くするだけではなく、
エナメル質表面の構造を変化させているのです。
超簡単に言うと。
透け透けの透明ガラスを、擦りガラスに変えて中を見えにくくするって事。
これが一般的なホワイトニング。
漂白処置方。
他にも、
クリーニング法。
プラーク、黄ばみだけを取り除く方法。
マニキュア法。
白く塗る!
ラミネートベニア法。かぶせ物。などがある。
どうだろうか?
ざっくり歯の構造、ホワイトニングのメカニズムが理解できただろうか?
もうそろそろ、私のスマホをタップする指が言う事聞いてくれないので、
最後に口腔内、口腔ケアの話を少し…。
口腔内トラブルから起こりうる病気を知っていますか?
歯周病はガンのリスクが1.2倍…
血液中に入り込んだ歯周病菌は心臓病、脳へのダメージ、
妊娠中のリスク、
肩こり、腰痛など、
無関係のようで、口腔内の健康は身体の健康と密接に繋がっていると言うのは事実なのです。
ただホワイトニングをするだけではなく、日頃から口腔内のケアも継続する事が望ましいという事も忘れずに!
指に続いて、私の瞼が限界を迎えている…
視界が無くなる前に質問!
あなたはご自身の1本の歯に価値をつけるとしたら、いくらと答えますか?
1,000円? 10,000円? 100,000円?
それ以下?それ以上?
今日寝る前に考えてみてください。
その歯と一生のお付き合いなのですから。
アデュー!
次回!完結!
『歯科医師でもない中年美容師が歯を語る理由』
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